ゼロから考え、開発する楽しさ。
技術者として成長する日々

開発部・開発課

M・S

2022年入社

目に見えない温度やガスの世界に挑戦し、制御の楽しさを追求中!週末は家族との時間を最優先。

入社した理由

お客様一人のための設計から、 多くの人に安心を届ける仕事へ。

前職では、お客様の仕様に合わせたオーダーメイドの装置設計を行っていました。産業用のPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラー)を用いて、周辺機器の配線図やプログラムの作成を担当し、「この動作を最適化したい」「もっと精度を上げたい」 といった要望に応えながら、制御プログラムや電気配線を調整し、機械のカスタマイズを行ってきました。
オーダーメイド製品では個別対応が求められる一方で、PLC以外の制御技術を深めたいと考え、地元である福岡で働ける企業を探していました。また、より多くの人に安定した品質の製品を届ける量産設計にも関心があり、これまでの制御技術を活かしながら新たな挑戦ができるアステックへの転職を決意しました。
現在は開発部で基板の仕様策定や制御設計を担当しながら、ガス濃度や温度制御といった目に見えない技術要素の精度向上に取り組んでいます。量産設計では、部品の選定や耐久性テスト、安定した動作のための細かな検証が必要になり、設計思想が大きく変わることを実感しています。これらの新たな学びから、ものづくりの視野が広がりました。

現在の仕事内容、やりがいは?

細胞培養の環境を守る。 開発者として気持ちを込めて。

開発部では、「これ、できる?」と課題が与えられ、それを考えながら解決していくスタイルです。経験を活かしつつ、新しい分野にも積極的に挑戦できる環境があります。
私が最初に担当したのは 「ブロックインキュベーター BI-234」 の開発です。この装置は大学や研究所の細胞・遺伝子研究に使われ、検体を最適な温度に保ち、安定した培養環境を実現します。仕様検討から設計、温度制御の調整、仕様書作成まで幅広く関わりました。 特に温度検証では、他のインキュベーターより広い温度設定範囲を持つため、各温度帯での最適な制御を追求。試作検証では、パラメーター調整やケーブルの長さ・配線経路の確認を行い、より良い装置環境を作り上げました。
その後、「シングルドロワーインキュベーター」の開発を担当し、既存製品を基にした医療機器開発に取り組んでいます。医療機器の開発においては、まず必要な技術文書の作成と既存機の検証を行い、設計要求仕様やリスク対策の根拠を整理しました。以前は文書作成に苦手意識がありましたが、製品の安全性や品質を深く追求する中で、新たな知見を得ることができました。

目標を教えてください。

頼れる仲間と共に成長し、 技術の可能性を追求する。

医療機器開発において、新たに CO₂/O₂のガス濃度制御設計に取り組んでいます。温度制御とは異なる難しさがあり、周囲のメンバーの助けを借りながら、設計や検証の経験を積んでいます。 開発部には機械・電気・ソフトのエキスパートが揃っており、相談すると示唆が得られます。気づけなかった視点を学ぶ機会も多く、技術の応用力が高まっていることを実感しています。 日々の業務を通じて互いに刺激を受けながら成長できる環境です。「話しかけやすい」と言われることも多く、気軽に意見交換ができますね。後輩とも学び合う中で、新たな視点を得る機会も多いです。 私自身、家族が増えたことで、家庭と仕事の両立を意識するようになりました。アステックはワークライフバランスを尊重し、プライベートも大切にできる環境が整っています。これからも家庭と仕事の両方を充実させながら、技術者として励みたいですね。

※2025年3月取材時

Daily Schedule1日の流れ

  • 09:00 出社、朝礼、清掃
  • 09:30 メールチェック
  • 11:00 文書作成等デスクワーク
  • 12:00 昼食
  • 13:00 試作・検証
  • 14:00  設計図面作成等
  • 16:00 会議・打ち合わせ
  • 18:00 退社

入社を
考えている方へ

​​​​アステックでは、主体性を重んじる文化が根付いており、開発部では各自が自ら考え行動し、それらを部署内で一つにまとめることでプロジェクトが前進しています。 ​チーム内では互いに助け合う風土があり、調査や資料収集が必要な際、答えの見えない課題に直面したときも、みんなが協力して解決策を模索します。​異業界からのチャレンジでしたが、仲間にも恵まれ、日々成長を感じています。​自分の技術力を試し、共に成長できる環境を求める方々のご応募をお待ちしています。

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